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(株)JEOL RESONANCE (旧 日本電子)製およびMagnettech社製の汎用ESR測定・解析ソフトウェアです。このソフトウェアはユーザの目的に応じて以下のようなコンポーネント(アドインソフトウェアの一種)を組み合わせて購入していただけます。また、後から必要になったコンポーネントを追加することも可能です。標準的な組み合わせとして、WIN-RAD+測定コンポーネント+基礎解析コンポーネント+複合スペクトルコンポーネントを推奨しています。
ESR信号強度の時間変化解析を行います。ラジカル反応解析、反応速度定数の解析が可能です。時間変化トレースはそのままMicrosoft社のPower Pointに張り付けることができます。以下のようなコンポーネントがあり、標準的な組合わせとしてはWIN-EKS+測定コンポーネントを推奨しています。
測定したESRスペクトルを用いたあらゆる定量解析の手段を提供します。多種多様な検量線を用意しておりユーザが希望する方法で未知試料の定量をESR理論の理解なしに実現できます。オンラインでハイスループットに測定しながら定量値を自動的にデータシート上に蓄積します。一連の測定終了後にはすぐ報告書が出来上がっています。(株)JEOL RESONANCE (旧 日本電子)製ESR分光計 FE/RE/TE/FA/X シリーズ、およびMagnettech社MS400に対応しています。
後述するフローインジェクション方式のフローシステムを用いてラジカル種の定量を行うためのソフトウェアです。希望するESR信号のピークに磁場を固定しその時間変化を測定します。インジェクタやオートサンプラから注入されたサンプルがキャビティへ到達したときに信号郷強度の変化が起こり通常のHPLCのようなピークを得ることができ再現性よく高感度の定量を行うことができます。またキャビティとインジェクタの間にカラムを接続すればESR検出のHPLC装置が出来上がります。(株)JEOL RESONANCE (旧 日本電子)製ESR分光計 FE/RE/TE/FA/X シリーズ、およびMagnettech社MS400に対応しています。
π電子系有機化合物のESRスペクトルから得た超微細結合定数を分子構造と結び付けて考察する際に必要な最も単純な分子軌道計算法を提供します。ソフトウェア上に化合物の分子化合物の簡略図をマウスで書いて実行ボタンを押せば瞬時にHuckel分子軌道波動関数が計算でき、超微細結合定数の予想値となるMcLachLan修正電子密度も計算されます。これにより、発生しているラジカル分子の同定のための情報を得ることができます。オフラインのソフトウェアです。
抗酸化物質の抗酸化能の評価に特化し再現性のある結果をを提供します。ESR理論に対する知識を全く必要としません。スピントラップ剤、ラジカル発生系、および抗酸化物質の3者による生成ラジカル量の増減から抗酸化能を表すパラメータを自動算出いたします。WIN-EASと同様大量の未知試料を連続的に測定しながら解析結果をデータシートへ蓄積していきます。(株)JEOL RESONANCE (旧 日本電子)製ESR分光計 FE/RE/TE/FA/X シリーズ、およびMagnettech社MS400に対応しています。
滅菌や品質保持のために放射線を照射された食品をESRを用いて検知するソフトウェアです。照射食品検知に関する公定法(平成19 年7 月6 日付け食安発第0706001 号(最終改正:平成22 年3月30 日付け食安発0330 第3号))に準拠しています。セルロース、糖、骨、および貝殻を含む照射食品の検知については、単に未知試料のESRスペクトルを測定するだけで自動的に解析されて放射線照射の有無を決定するためのパラメータが内蔵されています。全くESRに関する知識がなくても機械的に測定するだけで結果が得られ、多数の結果が自動的に表形式で蓄積されます。また、上記以外の測定対象に関しては、各種パラメータを独自に設定することによりユーザ定義の照射物検知システムを組むことができます。(株)JEOL RESONANCE (旧 日本電子)製ESR分光計 FE/RE/TE/FA/X シリーズ、およびMagnettech社MS400に対応しています。
アラニンペレットにガンマ線を照射して得られるラジカルのESR信号がガンマ線照射量に比例し、その比例関係が低線量から高線量までワイドレンジで成り立つことが知られている。本ソフトウェアで、アラニンペレットを用いてガンマ線照射施設におけるガンマ線照射量を厳密に評価することができます。全くESRに関する知識がなくても機械的に測定するだけで結果が得られ、多数の結果が自動的に表形式で蓄積されます。(株)JEOL RESONANCE (旧 日本電子)製ESR分光計 FE/RE/TE/FA/X シリーズ、およびMagnettech社MS400に対応しています。
ESRを用いた試験結果を顧客に対して提示する必要のある施設において、その施設独自の報告書のフォーマット作成を支援するシステムです。一旦フォーマットを決めてしまえば、後は各種の測定結果ファイルを指定するだけで、ユーザが定義したフォーマットでの報告書が一瞬で出来上がります。オフラインのソフトウェアです。